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勇気をだして敢えて書いてみました
2010年04月12日 (月) 21:47 | 編集
我が母校の歯科大学に今年、70歳の新入生が入学したことが全国的なニュースになっています。
一見、非常に明るい話題なので、マスコミも飛びついています。
御本人の弛まぬ向学心には賞賛を惜しみませんし、きっと人格的にも素晴らしい方なのだと思います。

しかし、大学OBとして、特に実際に今でも非常勤とはいえ、学生指導に直接たずさわっているおいらとしては気持ちは複雑です。
この方の学生生活は、これから時を経るに従い問題が山積してついてまわるでしょう。

最初のうちの一般教養や基礎医学系は、まぁ大丈夫でしょう。
問題は臨床系の「実習」です。

歯科の臨床の実施には一定以上の視力と手先が必須、、、しかもゼロからスタートする特殊技能の習得です。相当に苦労なさるであろうことは想像に難くありません。
登院実習では実際に患者さんを治療するのでしょうか。
言葉は悪いのですが、この方を「特別扱い」するのでしょうか。

大学側は今後の処遇をどのようにしようと考えているのでしょうか。
あくまでも他の学生達と同様に分け隔てなく評価して進級判定するのでしょうか。
それともマスコットガール的に特別な存在として処遇するのでしょうか。

きっと、現時点ではそのような方針は一切決まっていないと思います。(昨年の巨額損失詐欺事件後の対応でそれどころではなかったでしょう)

以前のウチの大学ならば、最後まで大学としての方針を示さずに、教育現場・臨床現場に丸投げ、、、
その場その場で実際に担当するインストラクターや各科のチーフが判断を任され、担当者は想像を絶する苦労をする、、、
どのようなスタンスで処遇や評価をするか、科ごと、担当者ごとにバラバラで、院内および本人が大いに混乱する、、、
このパターンです。

昨年の例の事件を機に、ウチの大学の体質が刷新されていることを期待してやみません。


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