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貧富の格差〜大人の事情
2014年12月01日 (月) 22:17 | 編集
 
お昼に診療室を抜け出して横須賀は神奈川歯科大学へ。
途中、衣笠駅前の座れる立食い蕎麦屋の「本陣」で極薄天婦羅蕎麦を搔き込みました。


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夜は録画しておいた「幸せの黄色いハンカチ」を視ました。
この映画は過去に観たことがあるんですけど、今になって見ると、1970年代後半の日本って、まだまだ貧しかったですね。
今、貧富の格差が・・・とか言うじゃないですか。
昔の方が格差は遥かに大きかったですね。ただし「皆が貧乏」だっただけなんです。
例えば、今のグリーン車は1970年までは1等車と言って、グリーン券を買い足せば乗れたわけではなく、運賃や特急料金も2本立てで、1等は2等の倍(1960年以前は3倍)だったわけですから。
昔は皆が貧しかったけど「これから豊かになりそう」な希望があったということですね。
80年代には貧乏だった人達がどんどん小金持ちになっていって、世の中が一気に変わっていったのだということがよく分かります。

さて、話は変わって、、、
今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2014ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」の2語が選ばれました。
なお、トップテンに選ばれたのは下記のとおり。
「集団的自衛権」:受賞者辞退
「ダメよ~ダメダメ」:日本エレキテル連合(中野聡子、橋本小雪)
「ありのままで」:ディズニー アナと雪の女王チーム
「カープ女子」:石田敦子氏(漫画家)、大井智保子さん、古田ちさこさん、天野恵さん(カープ女子)
「壁ドン」:映画『LDK』
「危険ドラッグ」:古屋圭司氏(衆議院議員・元国家公安委員長)
「ごきげんよう」:美輪明宏 (歌手・俳優)
「マタハラ」:杉浦浩美氏(立教大学 社会福祉研究所 特任研究員)
「妖怪ウォッチ」:日野晃博氏(妖怪ウォッチ クリエイティブプロデューサー/企画・シナリオ原案)
「レジェンド」 :葛西紀明選手(株式会社土屋ホーム スキー部)、青木功氏(プロゴルファー)、山本昌広選手(中日ドラゴンズ・投手)

う〜ん、、トップ10に入った「ごきげんよう」なんて今日まで全く知らなかったし。
そして何より「STAP細胞」と「ゴーストライター」の2つは大賞でも良いと思うんですけど、トップ10にも入っていないってどういうことでしょう?。「大人の事情」があったことは容易に想像できますけど、、、まぁこういう選考を続けていると、レコード大賞がそうだったように「賞としての権威」が没落して行くのは明らかです。

ところで、「ダメよ~ダメダメ」は良いとして「集団的自衛権」が大賞って、興醒めじゃありません?。
「アベノミクス」を昨年選ばないでおいて今年の大賞が「集団的自衛権」というのは悪意すら感じます(笑)。
ちなみに選考委員の面々を見ると、姜尚中(作家・聖学院大学学長)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)だそうで、、、なるほど。

最後にトドメとして、受賞語の解説が笑えます。
『「ダメよ~ダメダメ」は、女性お笑いコンビ「日本エレキテル連合」のコントのせりふ。 高齢者に口説かれる女性役が誘いを断る場面で何度も口にし、小学生にも流行している。』、、、って、違うでしょwww
「高齢者に口説かれる女性役」ではなく「小平市の独居老人細貝氏が通販で購入したダッチワイフ」ですから。
放送できるスレスレの非常にシュールなコントであることが理解されていないんですかねぇ、、、これまた「大人の事情」でこういうボケた解説になったってことですか?



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