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ちょっと怖いけど、、、
2016年09月29日 (木) 22:14 | 編集

東京都知事の小池百合子さんですけど、ものすごい人気であります。
マスコミを筆頭に国民世論まで完全に味方につけて、ものすごい追い風が吹き荒れておりますね。
都議会議員や都の職員も今や完全にヒール役に回されてしまって、本当にヒールな人はともかく、真面目に仕事をしてきた職員も多数おられるでしょうし、十把一絡げな昨今の雰囲気には忸怩たる思いも禁じえないところでありましょう。

おいらのような、しがない弱小ブロガーでも、こんな状況でちょっとでも小池知事批判なんぞしようものなら、どんな炎上が待ち構えているかと思うと、オイソレと個人的感想すらつぶやけないのであります。
でもまぁ豊洲市場のこととか、今まで語れなかったわけでありますけど、ここで勇気を振り絞ってチョロっと語ってみようかな、と思うに至ったわけであります。

豊洲新市場の建物の下の盛り土がいつの間にか「無かったこと」になって、コンクリート壁の空間となっていたことが、豊洲問題では象徴的に語られているわけですが、確かに「知らぬ間に設計変更がなされてそれが公にされなかった」という手続き上の不備に関しては、疑いようのない不祥事なわけであります。
しかし、設計変更そのものは、本当に悪いことなのか、それともむしろ改善なのか、という検証はあまりなされていません。マスコミの報道は、微量のヒ素やカドミウムが地下水に含まれていたとか、どこの地下水にも当然含まれているものを、殊更ヒステリックに煽動しているように見受けられるのです。
要するに、小池知事に対する過剰な追い風を一方的に敢えて吹かせている、、、まぁその方が今は視聴率が稼げると踏んでいるのでしょうけど。

ここで問題なのは、豊洲への移転が遅れることです。
たしかに手続き上の不備はありましたが、その手続き上の問題の全容解明が終わるまで、移転を無期限に先延ばしにするのか?、ということです。
それが本当に「都民ファースト」なのでしょうか?
ならば、現在の築地市場の建物は本当に完全に安全なのでしょうか?、おそらくアスベストなんて大量に使われているんじゃないでしょうか。
ここはひとつ、手続き上の不備の問題と、豊洲新市場が本当に危険なのかという問題は、分けて考えるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

小池知事は、たしかによくやっていると思います。過去の知事達ができなかった(敢えてしなかった?)ことにも手をつけていて、大したものだと思います。特にこの豊洲移転に関しては、かかる数多の問題を初めから知っていたかのような、スピード感ある仕事ぶりです。
ただし、この人は「機を見るに敏」であることが以前から有名でした。きっと今吹いている「とてつもない追い風」を最大限に利用しようと思っていることは間違いありません。
そんなわけで、「手続き上の問題と豊洲新市場の安全性の問題は分けて考えるべき」という世論が高まれば、知事はすぐに方向転換するような気がするのです。しかし現状のマスコミのヒステリックとも取れる報道の仕方だと、しばらく時間がかかりそうですが。。。

最後に、せっかくなので、歯科治療のケースで例えてみましょう。
むし歯を削り取って、その部分の型をとりました。
次の来院時に銀歯が入る予定です。
しかし、次の来院時に出来上がってきたのは金歯でした。
どこで銀歯が金歯に変わってしまったのか、誰に聞いても分かりません。これは手続き上の大問題です。
この不祥事が明るみに出たせいで、予定していた治療は延期になりました。
しかし、金歯が銀歯に劣るわけではないので、今日のうちに金歯を入れてしまっても良かったのではないかと。。。
もちろん手続き上の不備の問題は放置せず検証をしっかりすべきですが、このまま歯を削りっぱなしで放置しておくことが健康上は一番良くありません。


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