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下僕
2007年12月18日 (火) 09:31 | 編集
当ブログからもリンクしているのですが、友人に板金塗装会社の社長がおりまして、、、

んで、昨日の彼のブログの記事がとっても興味深いんです。

彼の仕事は、多くの場合その背景に交通事故があるわけで、要するに自動車保険が絡んでくるわけですな。

保険会社としては「なるべくお金を払いたくない」わけでありまして、、、
まぁ、ある意味これは至極当然のことです。

しかし、ユーザーとしてはなるべく保険を使いたかったりもするわけですけれど、入っている保険の種類によって制限が出てきます。

もっと念入りに修理をした方が良い場合でも、保険金がおりなければ出来ない場合だってあるわけで、、、

要するに彼の仕事は、かなりの部分をこの保険会社との交渉:丁々発止に費やすわけです。

現在の我々の公的医療保険は、制度と運用に問題があったり、理不尽な返戻&査定もあったりしますが、でもまあ一応、医師の裁量権の範囲で請求が出来ますわな。

しかし、近い将来、混合診療が解禁されてくると、当然のように民間の医療保険(特に外資系)が参入してくるわけです。

すると、契約している保険の種類によって、受けれる医療に制限が出てくる、、、

我々医師の裁量権も制限され、いちいち保険会社との交渉が必要になってくる、、、

個々の症例毎に保険会社との丁々発止、、、そして事務手続き、、、
毎日の仕事の多くを診療行為以外に費やすことになります。

考えただけで恐ろしいことじゃありませんか?

昨年4月以来の「紙出し」なんて屁みたいなもんです。

そして、そう遠くない将来、保険会社の方が医療機関を選別する時代がやってきます、、、

そう。患者さんは保険会社から指定された医療機関を受診するわけです。

そして我々は保険会社の御機嫌を伺いながら日々の診療をする、、、

要するに保険会社の下僕になるわけです。

これは決して最悪のシナリオではありません。

だって歯科医師は思いっきり過剰ですから。
コンビニよりも遥かに数多の歯科医院が乱立していますから。

最近マスコミでも頻繁に話題になる「混合診療の解禁」は、短期的にはメリットがあるでしょうけど、長期的には患者にとっても医療側にとってもメリットはありません。

メリットがあるのは保険会社と財務省と弁護士さんだけです。

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コメント
この記事へのコメント
大変申し訳ないが、歯医者はまず一番最初にその標的になっているのは事実です。

で、医療に民間の保険会社が参入すると、人間は完全に「モノ」扱いになってしまいます。

どの人間に対しても、「この病気はこの治療で完治するはずだから、過大な治療方法と薬は認められません」なんてね、、、

医療だけはアメリカンスタンダードはカンベンして頂きたいモンですなぁ、、、、

実に怖い話ですよ、、、

2007/12/19(水) 10:23 | URL | オレ #-[編集]
アメリカンスタンダード、、、そういう便器のメーカーがあったな、、、
アメリカン、、、あまり良い響きじゃないな、特に最近は。
2007/12/20(木) 09:30 | URL | mogi #Qi8cNrCA[編集]
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