2008年04月17日 (木) 09:47 | 編集

昨日、日本人の「すぐに謝る」ことの素晴らしさについて書きましたが、日本国内においては非常に素晴らしいこの習慣も、海外に出て行くとどうなるのでしょうか。
一昨年、松井秀喜選手が左手首を骨折した時の記者会見で、開口一番「チームに迷惑をかけて申し訳ない」と言って、米メディアを驚かせたのは記憶に新しいです。
アメリカ人の反応の中には、先ず謝った彼への賞賛も含まれてはいましたが、やはり個人主義のアメリカでは「単純に驚いた」というのもまた本音でしょう。
対外的な対応となると、この「すぐ謝ってしまう」日本人の姿勢を、我々は自ら「弱腰」と評したりします。
そういえば以前、高校の同窓会があって、その時のことを思い出しました。
参加者の中には、世界を股にかけて活躍している人間が数人いたのですが、彼らが異口同音に言うには、「すぐに謝ったり」「まあまあ」などと一見うやむやにするのは、悪いことでは全くなく、世界中でも日本人だけが持っている特殊能力なわけで、それを最大限に使わないと、、、ということでした。
交渉相手との丁々発止でも「まず謝る」ことで相手は面食らうんだそうで、その後の交渉はこちらのペースで、しかも非常に友好的に進むのだとか。
「日本人は弱腰」などと言っているメディアは、日本人のこの「世界に誇る特殊能力」を自ら否定してしまっているにすぎない、とも言っておりました。
加えて、「日本人は何でもかんでも謝っているわけじゃなくて、謝ったらまずいところは謝らないようにするバランス感覚でも秀でている」とも。
日本のマスコミは、国際問題の日本の対応については、「謝らなくて正解」であるようなことに対し「謝っていない」と批判し、誤っても何ら問題が無いばかりか逆に有利になるようなことに対して「弱腰」と批判するケースが多いんだとか、、、
う〜ん、、、これは深いテーマかも。



