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久々にこの話題です
2009年01月29日 (木) 23:59 | 編集

最近、当ブログであまり話題にしなくなったものに、レセプトオンライン化の義務づけがあります。

最後に取り上げたのが、去年の11月2日。


最近になって、ようやく日本歯科医師会でも真剣に論議されるようになったので、まあいいか、、、と思ったわけではないのですが、なんとなくこの話題から遠ざかっておりました。



ふと、「いつからこの話題を当ブログでは取り上げているのだろ?」と思い、右のブログ内検索のところに「オンライン化」と打ち込んで検索してみました。

すると、コチラのようにどうやら2007年の3月26日が初記事。

それからもうすぐ2年かぁ、、、



中長期的に、お上が何をしたいのかは明確です。

審査をしやすくすること。これにつきます。

要するに「取り締まり強化」ですね。


取り締まり強化をして、医療費を抑制しよう、、、結局のところ、目的はただひとつ。それだけでしょう。


まぁ、将来的には↓以下のようになることを目指しているんでしょうね。


例えば、患者さんが複数の病院を渡り歩いた場合、A院で歯石を取ってもらって、翌月にB院を受診。すでに少量ではあるものの再び歯石がついていたので、B院でも歯石を取ってもらいました。

B院は「歯石を取った」という事実がありますので、当然その分の診療報酬を請求します。でも、オンラインで繋がっていれば、お上はその患者さんが過去にどの医院を渡り歩いて来たかをいとも簡単に把握できています。
お上はB院に対して「歯石は前月にA院ですでに除去済みです。御再調ください。」と、診療報酬の請求を即却下。


これが実現すれば医療費は思いっきり抑制できるでしょうね。
我々にとってみれば商売あがったりです。


たしかに患者さんの健康が第1です。
お上が患者さんの通院履歴を一元化して把握するのは、それ自体は決して悪いことではなく、むしろ良いことでしょう。
問題は、その目的が「社会福祉にかかる経費の削減」という、ただひとつそれだけに集束していることです。


我々だって背に腹は代えられません。


ややこしいのは、短期的には患者さんにとって「医療費が安くなる」ことは良いことと映りますので、国民からは一時的に歓迎される可能性があるところです。
困窮した経営状態の医療機関が増えれば、それは廻り廻って結局は患者さんの不利益になることは、医療費削減政策で医療崩壊したイギリス等の例を見ても明らかなのですが。


そして、いつもながらですが、もうひとつの重大な問題が「漏洩」です。
漏洩は必ず起きます。
診療内容は究極の個人情報です。
単なる顧客名簿の漏洩とはわけが違います。



んで、、、最後のとどめです。
新たに追加される義務であるにも関わらず、必要な経費は我々個人持ちです。
その額、ン百万、、、
ひえ~っ。



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