FC2ブログ
incho.gif
 院長:茂木信道の診療室へお越しの方はコチラからど~ぞ
 2005年3月以前の旧院長室はコチラからどうぞ
最後はやはりお約束で、、、
2010年10月08日 (金) 23:37 | 編集
朝起きて、早速、朝食バイキング!
昨夜の土鍋炊きにはかなわないものの、やはりお米が非常に美味しいので、今朝もおかわりを何度もしてしまいます。


DSCF4116.jpg


おかずもひとつひとつが小振りで取りやすく、しかもどれもお米との相性が良く、美味しさを引き立てるモノばかりでセンスの良さを感じます。


さて、今日は学会最終日です。
昨日同様、朱鷺メッセへ到着すると、、、
おお。
昨日の「にいがた観光親善大使」のお姉さんがいるじゃありませんかっ!!!

早速、記念撮影をお願いしてしまう、しょーもないおいらです。。。


DSCF4118.jpg


お名前は松木サンとのことで、、、松木サンありがとうございました。


さて、今日もまたお勉強なわけですが、午前中に興味を引いたのは、象牙質う蝕のお話。(「う蝕」と「ムシ歯」は同義語です)
象牙質う蝕、特に歯周病などで歯肉が退縮して露出した歯根面に発生する根面う蝕に対する予防と治療のニーズは、高齢化社会を迎えて今後ますます高まることが予想されます。
エナメル質のう蝕と根面の象牙質う蝕とでは、「無機質の脱灰(いわゆる歯が溶けること)」という観点では同じであるということで、今まで共通に扱って来たのが我々の業界でした。しかし共通に扱って来た結果は、根面う蝕のコントロールの難しさに直面して困惑、、、というものでした。
近年、象牙質う蝕には「有機質(コラーゲン)の崩壊」が大きく関与していることが判っています。象牙質の有機質崩壊には、MMPというタンパク溶解酵素が関与しています。
これは、エナメル質う蝕をコントロールするためには、無機質の脱灰抑制をするだけでも良いけれど、根面う蝕をコントロールするためには、有機質の崩壊抑制もする必要があるということを示しています。そしてむしろ有機質崩壊抑制の方が、より重要であると考えられ始めているということです。
フッ素にはMMPの活性を阻害する働きがあることも判っており、フッ化物の局所応用はエナメル質う蝕に対しては言うに及ばず、根面う蝕の対策にも有用であるというわけです。
今学会では、フッ素以外の有機質崩壊抑制手段や、歯質強化のためのアプローチも報告されていました。

そして、歯質強化という部分に接着歯学が絡んで来るわけですが、今回も例の接着の権威の教授先生がお話しされておりました。
この人って他の学会でもそうですけど、いつも「いいことだけ」しか話さないんですね。あたかも「この方法は万能!」というイメージを聴き手に与える話し方なんです。
こういう話にはマスコミも飛びつきますしね、、、従来までの方法は全て誤りとの誤解も与えますし、結果的に医療不信の煽動に繋がった事例が多々、、、この人の罪は本当に大きいと思います。大学教授としてどうなんだろ?、、、と思いますねぇ。



さて、気を取り直して、お昼御飯です。
昨日の昼メシに味をしめた我々は、またしても信濃川の対岸に渡ったのでありました。

対岸には旧新潟税関の庁舎がありまして、、、


DSCF4128.jpg


1858年の修好通商条約によって、横浜、函館、長崎、神戸と並んで、新潟も開港場の一つに選ばれたんですね。
で、その時の税関の建物が↓これ。


DSCF4129.jpg


天気が良いことも手伝って、敷地内を歩いているだけで気持ちいいです。


DSCF4133.jpg


昨日も訪れた旧第四銀行の建物。
手前の堀割と柳の木の緑と建物とのコントラストがいいですね。


DSCF4134.jpg


万景峰号、、、じゃなくて佐渡汽船のおおさど丸が出航します。
手を振る子ども達、、、う~む、、、良い光景だぁ。。。


DSCF4137.jpg


さてさて、昨日に引き続き、旧第四銀行の建物内にある地元ワイナリー直営店のぽるとカーブドッチに入りました。

店員のお姉さんが「あ、また来やがった」って感じでニコッと笑いました。

さあ、まずは地ビールでスタートです。


DSCF4139.jpg


この店、実はパンが結構イケルんです。
それから、手前の高千穂バター(何故か宮崎県産)がスッキリしていて美味い。。。


DSCF4140.jpg


大麦とアサリのスープです。


DSCF4141.jpg


お試し利き酒ワインは赤白ペアーで¥300とお値打ち。


DSCF4142.jpg


鯖をカリッと焼いたヤツです。


DSCF4143.jpg


デザートは洋梨系で、、、スッキリ爽やか。


DSCF4144.jpg


食後に楽しくKNS先輩と御歓談される陛下。


DSCF4147.jpg


しかし、天井が高くて明るいってのは、本当に気分が良いですネ。
こんな店が横浜や東京にあったら、きっと連日大混雑でしょう。
これが地方都市で開催される学会に参加する醍醐味でありますナ。



さて、今日の学会でのその他の収穫ですが、頭の中の整理をすることも出来ました。
昔の医療では、各臓器の病理学的変化が自覚症状を引き起こすまで待って治療していました。しかし、現在では患者さんが自覚症状を持たない初期の生体反応を検出し、医学的な対応を早期に行なうことによって回復することが可能になっています。しかし歯科ではその部分がまだまだ立ち遅れているという現実があります。
現在、我々歯科医師会に課せられている課題のひとつに、検診事業の見直しというものがあります。これは特に「2次予防」といわれるもので、「2次予防」は「疾病発見」と「リスク発見」の2つに分けられます。「疾病発見」のためには多数の対象者の中から少数の異常者を発見することから、「効率」と「精度管理」が重要であり、「リスク発見」では、発見した対象のリスクを低減してゆかなくてはならないため、「追跡管理」が重要です。これらを混同してしまうと収拾がつかなくなってしまいます。
この2つを地域保健の中の制度にどのように取り込んで検診事業に反映させてゆくかが、今後のカギになりますね。


ところで、今回初めて日本口腔衛生学会なるものに出席させていただいたのですが、藤沢市歯科医師会からは学会参加費に加えて交通費や宿泊費、さらには日当まで出していただいております。要するに、会員の皆さんが払った会費で行かせていただいているわけで、有意義な学会参加にしなくては申し訳ないわけですが、正直、これほどまでに有意義なものになるとは予想しておりませんでした。

今回、あらためて考えさせられたのは、次のようなことです。
優れた公衆衛生特性のための4本柱である「簡便」「安価」「有効」「安全」のうち、「簡便」と「安価」の2つに関しては、現在、多くの歯医者が真逆を志向しているように思います。もしかしたら、これはかなり由々しきことなのかもしれません。
歯医者は自身の日常診療で「簡便」よりも「煩雑」や「困難」に憧れることがよくあります。簡便に済むなら、その方が良いのは自明の理のはずです。しかし世の中は、煩雑で困難な治療を日常的に行なっている歯医者の方が、簡便なことを行なっている歯医者より腕が良く名医であると患者さんと歯医者の双方が思い込んでいるフシがあるからです。
そして「安価」よりも「高価」に憧れます。これは経営的にそうならざるを得ないのかもしれませんが、高価な治療法を勧める歯医者は多いですものね。インプラントや審美などはまさにこれに当てはまります。
もちろん高くても良いものは良いわけで、高額な治療が全てダメというわけではないのはもちろんですが、「良い治療を行うために結果的に高くつく」のか、「高額な治療が先ずありき」なのかでは随分違いますものね。

そして、この口腔衛生学会、実は、相当に視野の広い学会なのだという事が分かりました。
おいらは歯科医師になってすぐ、歯周病学という専門分野にいきなり首を突っ込んだわけですが、本来ならば、まず口腔衛生学会のような学会で見聞を広めてから、専門性の強い学会に移行していった方が良かったのかもしれません。
歯医者になって20年経ってこれに気付くとは、、、でもまぁ気付いて良かったです。

インプラント学会や、顎咬合学会、歯周病学会などで有名な先生は、それだけでハクがつきますが、この口腔衛生学会で有名になっても、あまりハクはつかないでしょう。でも、それこそがこの学会の存在意義なのだと思いました。

今学会の抄録集の中に以下のような的を得た文章がありましたので、抜粋させていただきます。
「医学が目指す理想は健康である。健康を追求することは、これと対峙する疾病への対処と捉えがちであり、歯科においても他の多くの研究分野では疾病名や疾病の治療法を掲げた学会が散見される。一方で、口腔衛生学会は正に口腔の健康を目指すことで、理想をそのままに探求する学会であり、他の学会とは基本理念を大きく異にする。その手法は、疫学、行動科学、社会科学、基礎的実験科学など幅広く、学会の学際性を高めている反面、学会員の統一的意識が希薄になる感は否めない。」
うん、まさにその通り。


、、、というわけで、有意義な学会参加も終焉を迎えました。

そして、やはり最後は土産物です。もちろん陛下とKNS先輩も精力的に物色!。


DSCF4150.jpg


上越新幹線の車輛は、開業以来走り続けている200系がまだ多く残っています。
われわれ中年世代にとって、このいかにも新幹線な顔は懐かしいですね。


DSCF4151.jpg


東京に到着後は宮崎地鶏のお店でお疲れさま会です。

ビールが馬~。


DSCF4153.jpg


燻製地鶏と水菜のサラダ。


DSCF4154.jpg


この紙の囲いの中に地鶏の炭火焼が入ってます。


DSCF4155.jpg


おいらのイチオシ:鶏とアボガドのわさび醤油。


DSCF4157.jpg


焼酎がユッタリ進みます。


DSCF4158.jpg


そして、藤沢に帰って来た我々、、、〆はリックスであります。


DSCF4159.jpg


陛下が椅子に座って開口一番、「あ~やっぱり藤沢はいいわぁ~」と仰るので、思わず笑ってしまいました。
旅行から帰ると「あ~やっぱりウチが一番!」と言ってしまうのは老若男女世界共通???


反省会の〆はKNS先輩と2人で大新にてフィニッシュラーメン!


DSCF4161.jpg


あ~あ、、、結局またしてもやってしまいますた。。。


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした

きちんとお勉強なさった様子(*´∀`*)


学会産科報告書の方もよろしくね~~
2010/10/11(月) 14:03 | URL | NGM #-[編集]
産科報告書ですね。了解です。
2010/10/11(月) 15:07 | URL | MG #Qi8cNrCA[編集]
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
Powered by . / Template by sukechan.