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は は はちまんえん!
2011年02月10日 (木) 22:26 | 編集
 
今日はインプラントの手術がありました。
しかし、インプラントを植立する骨の条件が良くなかったので、成功するかどうかは微妙なところです。
今まで当院で行なったインプラント手術の中でも最も厳しい条件だったかもしれません。
ただ、そのことを事前に十分説明はしてあったのと、患者さんが話をちゃんと理解して下さる方なので、その点は安心。もし失敗しても「ゼロにはなるけどマイナスにはならない」というのも、中止しなかった理由です。
もし失敗したら、インプラントに係る料金はいただかないことも事前に確認済みです。


今回のように、もし失敗したとしても患者さんにとって「ゼロにはなってもマイナスにはならない」のであれば「成功した時のメリットを重視」してトライしてみる、というようなケースは、この10~15年で激減したように思います。
理由は社会情勢の変化(要するに、失敗したら最後、とことん責任を追及されかねないのであれば、失敗しそうなものには一切手を出せない)、、、これに尽きるわけなのですが、患者さん側の利益、医師側の利益、双方を考えた時にこれって、どうなんでしょうかね。

賛否両論あるでしょうけれど、個人的には昔の社会の在り方の方が好きだな、、、と。
近年は随分と世知辛いな、、、などと思ったりもします。
あくまで個人的な感想ですけどね。


さて、インプラントといえば、、、
昨日、とある電車に乗った時、ひとつの車内広告が目に留まったのでした。


20110209221402.jpg


え~っ、8万円、、、
以前、インプラント10万円という広告を見た時も驚きましたが、なんと8万円とは。。。

でも、今日になってインターネットで調べてみたら、今や8万円なんてそれほど珍しくないんですね。
もっと安い値段を謳っているところもあったりするし、、。

でもねぇ、、、思うんですけど、やはり安すぎでしょ。
ちなみにウチは26万円~ですから。
「それだって安い方だよね」と言う歯科医師は少なくないと思います。

過度の競争、特に過度の値下げ競争は、業界のためにならないだけではなく、顧客のためにもならないことは、既に飲食業界等で実証済みのはずですが。。。
ましてや医療における過度の値下げ競争が、結果的に患者さんのためにならないことなど自明の理だと思うんですけどねぇ。

あと、この広告、、、なんつうか、、、ですよね。
ま、でも、本来は、「インプラント科」と広告や看板に書くこと自体が違反なわけですが、「科」の文字を外して「インプラント」と書いてある広告や看板なら、今やフツーに沢山ありますしねぇ。
流行りの「インプラントセンター」という名称だって厳密には違反なんでしょうけど、その名称を見て患者さんは医療機関を効率良く選ぶことができるので、まぁ「患者の利益」を優先してグレーゾーンは黙認、、、これはアリだと思うのですよ。
でも、激安価格!を広告に載せ始めちゃうと、、、う~ん、、、結局は業界の首を絞め、自分の首を絞め、患者さんにも不利益になる、、、負のスパイラルだと思うんですけど。
どうなんでしょ。



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