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TPPね、、、面倒くさそう。。。
2011年10月29日 (土) 22:27 | 編集
 
TPPの話題が徐々に盛り上がってきました。
しかし、話題になるのは農業のことと工業製品の輸出のことばかりで、医療に関しては殆どスルー。

これでもし混合診療が解禁されたら、、、
公的保険でカバーできる部分は相当に縮小されるはずです。(もしくは定額制が導入されるでしょう)
今の公的保険システムはそのままで、混合診療が可となることは絶対にないでしょう。
そして、一旦混合診療が導入されたら、その後に公的保険でカバーできる範囲が広がることは絶対にありません。

公的保険外の自由診療の範囲が拡大すれば当然、そこには民間保険が、、、という話になってきます。
今後、医療が進歩すれば先進医療も当然民間保険で、、、となるでしょう。

もしそうなったら、嫌だな~、、と。
マジで面倒くさそうだな~、、と。

民間の保険会社は保険金の支払いに関しては極めてシビアです。「保険金の支払いは1円でも少なく」というのが民間保険会社の常識的なスタンスです。
私の友人に板金塗装工場の社長のKTMという男がおります。
小さな工場の社長ですから、クルマの修理だけしていれば良いというわけではなく経理や外回り等もしなくてはいけないのですが、その時間の多くを保険会社との保険金支払いに関する交渉に費やしています。
要するに症例ごとに「どこまで保険が適用されるか」ということに関して保険会社と丁々発止をするわけです。「長期的なことを考えれば本来ならこのレベルまで修理した方が良いんだけど、、」というケースでも「保険が効かないんなら、とりあえずここまでで、、、」とお客さんが妥協することは多いそうです。
彼曰く、交渉をダラダラ長引かせてこっちが面倒になって「もういい、これ以上頼まねぇ!」ってキレるのを奴ら待ってんだよ、、、とのこと。
これ、ウチらの業界でも他人事じゃないですわな。本来なら診療に割くべき時間が思い切り削られることになりますわな。

板金修理と違って医療ですから保険会社との交渉がまとまるまで治療に着手出来ないということはマズいですから、事後交渉になるケースも多いと思いますが、そのための資料作成等やはり診療行為以外の余計な仕事が増えることになるでしょう。
くわえて保険会社ごとに算定ルールや書式が違っていたりしたら、、、マジで嫌だな~。

民間の保険が参入してその割合が増えるということは、どの程度のレベルの治療を施すかを、歯科医師が医学的見地から決めるのではなく、患者さんの加入している保険が決めるようになるということ。
まぁ、前から言われていることですけどね。



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