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2009年を振り返って
2013年04月15日 (月) 22:17 | 編集

中国での鳥インフルエンザ(H7N9)の感染拡大について、ヒトからヒトへの感染がおきているかどうか慎重に判断している状況のようですが、既におきていても不思議ではないと考えておくべきでしょう。
ヒトヒト感染になった場合、感染は一気に拡大するでしょうから、ゴールデンウィークはどうなることやら、、、

そういえば、2009年、当時はメキシコ発の「豚インフルエンザ」だったわけですが、あの時もゴールデンウィーク直撃でした。
当初、弱毒型なのか強毒型なのかが判らなかったので、当院でも『日本国内で新型インフルエンザ感染症例が確認された場合、急いで治療をする必要のある患者さん以外は予約を延期されることをお勧めいたします。』とアナウンスしておりました。

2009年の5月1日には、国内で新型インフルエンザの疑い症例がでたということで、スタッフの皆には公共交通機関を使わずに通勤してもらいました。診療室ではN95マスクを初めて使用しました。
しかし、翌2日にはアメリカCDCから弱毒型である旨の発表があったのを受けて、通常の季節性インフルエンザと同等の対応といたしました。結果的に当院としての厳戒態勢は1日だけで済んだわけです。

2009年の新型インフル騒ぎで判ったことは以下のようなことです。

ひとつは「WHOって意外とお役所的なんだ」ということ。要するに確認のとれた情報だけを慎重に発表するもんで、情報の発信が意外と遅かったんですね。
日本の厚労省の見解はWHOからの情報を基に発表されるので、さらに遅れるということです。
そこへゆくと、アメリカのCDCからの情報は迅速かつ的確で、本当にお見事でした。

結局、頼りになったのはアメリカからの情報でした。大統領だけでなく、関係各機関が皆「世界のリーダー」だという自覚のもとに仕事をしている、、、クヤシいけど、これは本当にすごいことだと思いました。
もっとも、前回は「メキシコ発」だったので、アメリカが頼りになりましたが、今回は「チャイナ発」ですから、、、どうなるのでしょう。

そして当時の日本は、やはり「平和ボケ」でした。
頼りの国立感染症研究所は、完全に後手後手でした。ホームページの更新は「完全に2日遅れ」の状態を維持し続け、Yahoo! Japanのニュース速報の方が遥かに優秀でした。
報道機関では、NHKだけがマトモでした。民放系は悲しいほどに・・・でした。



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コメント
この記事へのコメント
勤務医時代の師匠が
所属するスタディグループがこのネタに大変熱心(他にも色々熱心なのですが・・)だったので、僕も興味が深い分野です。

N95マスクやパンデミックス時用の非常食・サバイバルキットなどは常備していますが、先生のところは他に備えているものありますか?クリニックはエアロクリーンが設置してあるので、いざとなったらシェルター化して篭るつもりです。

amazonで見たら、今は防護服やN95マスクも普通に買えるのですね、すごい時代ですね・・・。
2013/04/21(日) 07:32 | URL | やなぎさわ歯科 #-[編集]
ウチが準備しているのはN95マスクとクレベリンくらいです。
防護服とかは用意していないです。まぁ防護服が必要な状態、要するに強毒型がパンデミックになったら、医院を閉めなきゃ、、、と思っています。
2013/04/21(日) 08:33 | URL | MG #Qi8cNrCA[編集]
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