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カリスマ Vs. サイエンス
2014年03月20日 (木) 22:19 | 編集
 
世の中を騒がせた例のSTAP細胞にまつわる件について、今までその話題には敢えて触れずに来ましたが、過去に10年間ほど研究者の端くれだった者として(謙遜ではなく本当に「端くれ」でした)、1度くらいは触れておこうかと。

正確には、1月31日の拙ブログにおいて触れているのですが、それは『マスコミというのは何故、発見そのものに関する報道よりも「リケジョ」「かっぽう着」「ムーミン」「ピンクの実験室の壁」「泣き明かした夜も・・・」等々、ゴシップ的なことばかりを繰り返し強調して報道するのか』ということに疑問を呈したのであって、研究成果そのものに関しては一切触れませんでした。


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このところ「小保方さんへのバッシングが酷い」「かわいそう」「才能を潰すな」などという意見を多く目にしますが、そもそも当初が「持ち上げられ過ぎ」だったわけで、その「落差」は猛省すべきですけど、彼女に対するというよりも「彼女ら」の研究グループに対する批判はあって然るべきだと思います。
科学の研究分野に身を置き、学会に所属し、発表を聴き、論文を読み、そして自らが発表をし、論文を書いたことがある人なら、特に細胞レベルの研究をした人なら誰でも解ることだと思いますが、今回のことはあまりに「お粗末」です。

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もし故意ではなく「気づかずに」「知らずに」やったことなら、初歩も初歩の話でお粗末の極致ですし、「故意に」「わざと」やったことだとしても「ノーベル賞クラスの発見が世界的権威あるところに掲載されたらどうなるか」ということまで頭が回らなかったわけで、これまた非常にお粗末、、、どちらにせよ「お粗末極まりない」わけです。

そもそも個人的には、当初から「ちょっと怪しいかも」とは思っていました。もちろん研究成果そのものは全くの専門外なので、それとは別の視点での話です。
彼女らはSTAP細胞のことを「王子様のキスで目覚めるプリンセス細胞」などと言っていたわけですが、個人的にはこれが「怪しさの素」でした。
こういった「カリスマ性」を持たせることを狙ったネーミングというのが、個人的には訝しく思ってしまうわけでして、そもそも「カリスマ」と「科学」は最も対極にあるものです。

やはり科学的なもの、特に医学、医療に直結するものに対しては、カリスマネーミングはどうかと思うのです。
歯科業界で言うなら「パーフェクトぺ◯オ」とか「スーパーデ◯チン」とか「ミラクルデ◯チャー」などがそうですね。
本来は素晴らしいものであっても、こういうカリスマネーミングが為されると、個人的には「ちょ待てよ」と思ってしまうのです。



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