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ついにベーシックインカムの巻
2015年12月08日 (火) 21:38 | 編集
 
個人的に興味深いニュースなので転載します。

フィンランドが国民全員に非課税で1カ月800ユーロ(約11万円)のベーシックインカムを支給する方向で最終調整作業に入ったことが判った。
ベーシックインカム支給に要する総予算は522億ユーロ(約7兆円)にも及ぶこととなるが、ベーシックインカム支給と共に、政府による他の全ての社会福祉支給が停止となる予定ともなっており、政府は複雑化した社会福祉制度をベーシックインカムに一本化することにより、間接的な費用の支出を抑えることもできることとなる。
最近行われた世論調査ではフィンランド国民全体の約69%が導入に賛成の意見表明を行っており、現状のままで世論動向が推移した場合には、フィンランドは世界で初めて、ベーシックインカム制度を導入する国家となることとなる。
ベーシックインカムの導入の最終決定は2016年11月までに行われることとなる見通し。
西欧諸国の間では、オランダもベーシックインカム制度導入のための試験制度を来年から導入することを既に、決定している。


要するに、全く仕事をしなくても月に11万円の収入があるってことです。定額給付金みたいに1回こっきりではなく、ずっと!、ということですな。

理論上だけの話なら、仕事を作りだすためにわざわざお金をつかって公共事業等をやるのは、明らかに効率が悪いわけで、ダイレクトにお金を配ったほうが環境にも優しいわけであります。
要するに、社会全体の富を増やす労働ではなく、社会全体の富を食いつぶしている負の労働というものが、実際には少なくないのではないか、という話で、、、まぁ、働かざるもの食うべからず、の対極的な考え方ですね。

実際に、おいらの旧職場の大学というところには、20世紀の当時は明らかに給料泥棒と言っても差し支えない人達が、少数ながら一定数存在していて、しかしながら、その人達を解雇したり、給与の大幅な削減をすることは、人道的見地からというか、まぁ出来ないだろうな、という共通認識というか、暗黙の了解というか、そんな空気感はあったわけです。
しかし、ベーシックインカムがあれば、全ての人達にある程度のセイフティネットがあるわけだから、解雇は出来ないにしても大幅な給与削減は出来るかもしれません。

今の社会保障って、とにかく事務手続きだけでも人件費を筆頭に莫大なコストがかかっていて、各種通知の郵送費用だけをとってみてもどんだけ〜、、、なわけですよ。
それをベーシックインカムに1本化できたら、そりゃぁ市役所職員の何十人分の仕事がなくなるんでしょ?、って話です、はい。

ただし、いかに理屈では正しくても、効率が良くても、やはり、仕事のやりがいだとか、少ない給料でも達成感だとか、あと面倒くさいですけど世間体だとか、色々と種々諸々の要素はがあるはずなんですよね。
ベーシックインカムが導入されたら、どれだけ社会が平穏になるのか、それとも逆に荒むのか、、、フィンランドの5年後、10年後が本当に興味津々です。



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