2016年04月28日 (木) 22:17 | 編集
お昼に診療室を抜け出して口腔保健センターへ。
本日は障害者歯科診療所の当番です。
雨が降っていたので徒歩での移動は諦めてバスに乗りました。
バスなんて久々です。
当番終わりでそのままセンターに残って班長会、医局長なもんで司会です。
班長会終わりで、雨も小降りになったので歩いて診療室に戻っての残務処理。
誰もいなくなった暗〜い診療室に戻るのってイヤですねぇ。。。
さて、話は変わって、、、
人と接する職業って、ホスピタリティーがどうのこうのという話によくなるじゃないですか。
そんな時によく引き合いに出されるのが航空業界のスッチーさん、今で言うところのCAさんですけど、、、

その際に、航空会社が「おもてなしの象徴的な絵柄」として用いるのが、このスッチーさんがそ〜っと蒲団を直してくれる、の図。

これが「おもてなし」や「優しさ」もしくは「思いやり」の象徴的な絵柄だとすると、なんか微笑ましいというか、、、我々人間、特に日本人の脳内ってのには、この「蒲団直し」こそが究極のホスピタリティーだっ!ていう潜在意識があるんですかね。

なんつーか、ホスピタリティーで語られるところの双璧である高級ホテルではありえないサービスでしょ、これって。
なんせ、ホテルはプライバシーの徹底的な重視がウリですから。

要するに、日常生活では家族や恋人くらいしかこういうことはしてくれないんですよ、普通は、、、って、家族はまったくしてくれないって?、、、そうですか。でも、もしかしたら看護婦さんがしてくれるかもですけど、それは日常じゃない入院時ですからね。

プライバシーという意味では飛行機は確実にホテルよりも劣る、、、それを逆手に取って、「ウチの客室乗務員はこんなことしちゃうんですぜ!」という特別感を演出しているわけで、困ったものです。

仮に、物凄い寝相の悪いオッサンが寝乱れていても直してくれるんですかね、、、どなたか試しにやってみて欲しいです。
さて、ここで昔の日本航空のファーストクラスの写真を、、、

昔はスッチーさんも和服で、機内の壁も日本的で、外人ウケを狙っていたというのがよく分かります。
それにしても、昔はファーストクラスなのに狭いこと、、、今はエラい広いですから、、、でもその分がエコノミーに皺寄せとなって来ているんですよね〜(悲)。
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