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まさに皮肉な結果
2016年06月23日 (木) 22:19 | 編集
 
診療室を夕方に抜けさせていただき、徒歩25分で口腔保健センターへ、、、湿度が高くて到着した時にはもう汗だくです。
今日は南部障害者歯科の班長会でありまして、医局長の私は司会進行役、、、6月は公益社団法人の年度変わりのため、班長さんの多くは今回がラストでして、皆さんお疲れ様でした。ちなみに医局長は任期が2年なので、私は折り返し地点です。
会議を通じて思ったのは、様々な偶発的事象に対する臨機応変な配慮を求める点というか、仕事に取り組む姿勢の問題というか、医局員個人の資質というか、要するに明文化出来ない課題に対する対応の難しさです。
衛生士さん達からの要望に、具体的かつ即効的なカタチで応えてあげられないのがもどかしいですね。彼女達の気持ちは解るだけに、なおさらです。

さて、話は変わって、、、

3ヶ月前の不倫報道によって、参院選不出馬となった乙武洋匡氏が、既に別居をし、離婚に向けた話し合いを始めているとのこと。
世間を大きく騒がせ、夫婦が揃って謝罪した不倫騒動から3か月、、、反省をして再出発したはずの夫婦ではありましたが、やはり、、、という感じです。

今年3月24日、『週刊新潮』が乙武氏と20代後半女性との不倫海外旅行を報じました。
重度の障害を抱えながら、明るく爽やかなキャラクターで人気を博した乙武氏の不倫スキャンダルが大々的に報じられると、世間は蜂の巣をつついたような騒ぎになりました。

私は、乙武氏の一連の不倫行為は決して許されるものだとは思っておりません。重度の障害を持っているからといって彼の犯したあやまちが軽くなるとも思いません。

「先天性四肢切断」という重度の障害を抱えている彼の私生活が、苦労の連続であることは説明するまでもありません。
不倫発覚後の3月24日〜25日に当ブログでも記しましたが、夫婦での家庭生活がイコール介護生活であることは否めず、永遠に続く介護生活は、介護する側も介護される側も精神的に疲弊するわけで、特に介護する側は精神的にはもちろん、肉体的にも非常に大きな負担を強いられます。
乙武家においても、奥様がその100%すべてを担っていたとは考えにくく、ヘルパーとは限りませんが、何かしらの奥様に代わって介助や介護をする人が一定数いたとしても全く不思議ではありません。
日常生活はもとより、こと性生活に関しては、夫婦双方の体力的負担や精神的葛藤など、我々が想像をしようとしても出来ない範疇に入ってしまいます。
「障害者と性」の問題は、知的障害者はもちろん、重度身体障害にとって大きな問題であるにも関わらず、我が国においての認知度は極めて低く、障害者の「性の介護」および「性的支援」に取り組んでいるNPO法人もあるにはありますが、まだ少数であることと、配偶者ありの場合は一部の例外を除いて支援の対象外だと思われます。

関係者によれば、、、
「乙武さんは夜10時を過ぎたら家に帰らず、住み込みのボランティアスタッフが世話をする事務所などに泊まっておりました。忙しい子育てを終え、3人の子供を寝かせつけた奥さんが、ゆっくりと時間を過ごせるための配慮でした」
「奥さんは乙武さんに見え隠れする女性の存在に、気づかないふりを続けていたはずです。乙武さんが家に帰らず、外にいる誰かに世話をされていることで、むしろ夫婦関係のバランスが保たれていたことは否定できません」
マスコミって、ズルいなぁ、、、と思うのは、このような情報を3ヶ月前の不倫報道時は表に出さず、ひたすらに、「乙武氏不倫! 〜今まで尽くしてきた奥様が可哀想! 〜なのに妻にも謝罪させるなんてけしからん!」、、、この一点張りだったことです。

以前は週の半分以上、家を空けていた乙武氏が、自宅に“謹慎”するようになれば、奥様にかかる負担が物理的に重くなるのは当然。
当事者の事情を殆ど考慮せず、重度障害者の「夫婦生活のあり方」を健常者目線で糾弾し、健常者の倫理観を国民的世論として押し付けて、反省させて再出発させた結果が、今般の別居なのかな、、、と思います。


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