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逃げ場は必要?
2017年02月27日 (月) 22:18 | 編集
 
2020年の東京五輪に向けて、受動喫煙防止のための法案が提出されようとしています。
飲食店も含めて「公共の場」、要するに「不特定多数の人が会する場」では原則禁煙なのが望ましいことは、言うまでもありません。
しかし、あくまでも個人的な意見ではありますが、あまりに性急に理想を求めすぎるのは逆効果だと思っています。

自分が今まで所属してきた職場や組織でも経験してきたことですが、喫煙所を設けることなく全面禁煙にした場合、ほぼ全てのケースで成功しなかったというのが実情です。
禁煙外来が健康保険適応であることからもわかるように、タバコ依存症は「病気」です。
屋内を全面禁煙にすれば、必ず屋外で吸う人が現れ、敷地内を全面禁煙にすれば、必ず路上で吸う人が現れます。
路上で吸う人が増えれば近隣から苦情が発生し、結局は敷地内に喫煙所を設けたという例は枚挙に暇がありません。

医療機関や小中学校に関しては、屋内はもちろん敷地内も完全禁煙が妥当でしょう。
しかしそれ以外の施設では、煙が漏れない構造の喫煙所を設けるなどして「逃げ場所」を用意することが得策だと思います。
飲食店は、大規模店舗では全席禁煙とするものの、喫煙所を設けるのを認める一方で、喫煙所を設けることが難しい小規模店舗では、店内を禁煙とするかどうかは各店ごとの判断で良いのではないでしょうか。
ただし、禁煙の店なのか喫煙可の店なのかは、入り口の見やすい所に大きく表示することを義務付けるようにします、、、最初は喫煙可の店も多いと予想されますが、きっと徐々に禁煙店の割合が高くなってゆくと思います。

海外の先進国、特に欧州では屋内がほぼ全面禁煙ですが、その代わりに路上喫煙が社会問題になっているようです。
日本人はモラルの遵守率が高いので、ほぼ全面禁煙を基本にしつつも、一定の「逃げ場所」さえ作れば、それ以外の場所では殆ど吸わなくなる国民性だと思うので、そこを利用するのが得策ではないでしょうか。


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