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語感のはなし
2017年10月25日 (水) 22:18 | 編集
 
今日は折角の休診日なのに雨の1日でした。
もともと今週は大陸からの移動性高気圧が次々と日本にやって来て「ずっ〜と秋晴れ!」の予報だったのですが、高気圧と高気圧の間隔が空いてしまって気圧の谷となり、雨雲が入り込んでしまったようです。
今年は梅雨明け以降、こんなことばかりが続いて本当に日照時間に恵まれませんよね。

さて、昼からお出かけです。
江ノ電の江ノ島駅には2000型のリニューアル車が停車中。新車と見まがうばかりのリニューアルぶりです。
なお、この車両、内装もリニューアルしすぎて綺麗になったのは良いのですけど、車椅子だけでなくベビーカーのためのスペースを作りすぎて座席を大幅削減、、、着席定員が少なく利用客には不評のようです。


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今日は市役所でお仕事であります。
新庁舎がほぼ完成しておりまして、今までの庁舎でのお仕事は本日が最後となるようです。


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ところで、先の衆院選で希望の党が敗北した理由といえば、マスコミ各社がこぞって槍玉にあげているのが小池百合子さんが言い放った「排除いたします」の一言であります。
実際には、それ以前にもっと根本的な原因があるとは思いますが、たしかにこの「排除」という言葉は、非常に強い表現であり「キツイ語感」になりますね。
その一方で、希望の党の結党発表時に使った、若狭氏や細野氏が進めていた新党結成の動きを「リセットしまして、、、」という言葉も非常に独裁的で強い言葉なのであります。
しかし「リセット」は大丈夫で「排除」はダメだったわけで、、、これはディズニーランドが得意の言葉遊びにも通じる日本人独特の「外来語に弱い」ところの妙なのであります。

ディズニーランドはもともと、乗り物のことをアトラクション、お客をゲスト、従業員をキャストなどと表現して、我々を惑わして煙に巻くのがお家芸なわけですけど、ディズニーランドが特に老獪だなぁと思うのは、「待つ」という言葉を使わないところです。
例えば、混雑している日の乗り物には長い行列ができまして「120分待ち」など当たり前なわけですけど、これを彼らは「待ち」とは言わず「スタンバイ」と表現するのです。
これには「なるほどな〜」と唸らされる要素が満載でして、実は我が診療室でもディズニー様を真似させていただき、これを導入させていただいております。

予約外で急患がいらっしゃる場合、当院では予約の患者さんが優先となるわけですが、当方としては何とか予約患者さんの合間を縫って急患を診て差し上げたいと思うわけです。
そこで、例えば11時に来ていただき、うまくすれば11時5分頃、、、それがダメでも11時15分か20分頃には診療室に何とかお通しできないかな〜と考えているとします。
しかし「待合室でお待ちになっていただきます」と言うと、多くの患者さんは11時には来ないんですね。「どうせ待つんだから、、、」という心理が働いて結局のところ11時半頃にいらっしゃることも珍しくありません。
運良く11時5分に予約患者さんの隙間が空いたとしても、いらっしゃっていないのでお通しできない、、、非常に悔しく残念なわけですね。
ところが「待合室で待つ」と言わずに、表現を「待合室でスタンバイ」に変えると、ネガティブなイメージが軽減されて、11時に来る方が増えるという寸法です。
まぁさすがに「スタンバイ」などとカッコつけるのは少しこそばゆい気がしますので、当院では「待合室で待機をしていただきます」と言っております。それでも「待つ」と「待機」では言葉の響きが相当に違うようです。意味は全く同じなんですけどね。

小池さんも「排除」などと言わず、お得意の英語で「セレクト」とか「チョイス」と言えば良かったのかもしれません。
さすがに「レジェクト」や「リムーヴ」だとかなり強い語感になりますが、それでも「排除」よりまだマシかも、ですね。



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