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神事や伝統行事に一般常識を当てはめる難しさ
2017年12月21日 (木) 22:26 | 編集
 
お昼に診療室を抜けさせていただいて口腔保健センターに行きました。
昼食はお約束のカロリーメイト、午後は障害者歯科診療の当番でありました。
診療終わりでそのままセンターに残って、夜は施設訪問健診に携わる新しい衛生士さんの面接。
帰宅後は、半額見切り惣菜を漁りに「ユニオン」から「ヤオコー」と廻りまして、色々とゲットさせていただきました。
それにしても「ヤオコー」のローストビーフは安いですね〜。


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さて、世間を騒がす大相撲の元横綱日馬富士の暴行問題ですが、一連の報道やワイドショーでの取り上げ方などを見るにつけ、どうやら相撲取材歴の長い記者さんや、大相撲に精通している謂わゆる好角家と呼ばれる人たちは、加害者である日馬富士の引退は極めて残念とし、責任を問われている相撲協会をどこか擁護しつつ、被害者側である貴乃花親方を批判する傾向にあるようです。
ちなみにこの人達は、横綱白鵬の最近の取組や言動にも「横綱の品格」というキーワードを持ち出して、批判をしているのが特徴。
一方で、あまり相撲に詳しくない人達は「被害者側である貴乃花親方が非難される理由がわからない」という人が多く、相撲協会の体質自体を批判する傾向にあるようです。
そしてこの人達は、先述の「横綱の品格」にはあまりこだわりが見られないことも特徴です。

我々一般人が日常の視点から見ると「相撲の世界」というのは、一般常識からかけ離れたことがたくさんあります。
過去に色々な事件が起きても、協会トップの理事長が引責辞任したことはありません。
今回の暴行事件にしても「今は場所中だから」という理由で、調査や聴取をしないし、これといった対策も取らない、、、「全ては今場所が終わってから」となってしまう。一般の組織なら「対応の遅れ」は致命的で、興行中止に追い込まれても不思議はないのに、です。
しかし、それが許されるのが相撲の世界。これって祭礼などの謂わゆる「伝統行事」や「神事」と通じるものがありますね。
(ちなみに過去に一度だけ2011年3月の春場所が八百長問題で中止になっています)

祭礼の時には交通規制が行われ、神輿や山車が道路を塞ぎ、大渋滞が発生します。電車の運行だって見合わせをします。
夜中だろうが未明だろうが、大きな音を出して道路を練り歩きます。
もしもこれが一般の行事なら「住民の迷惑を考えろ」と批判に晒されますが、伝統的な祭礼ならば地域住民は当然のこととしてこれを許容します。
世の祭礼の中には毎回重傷者が出るものもあり、何回かに1度は死者が出てしまう祭礼すらあります。一般の行事ならば即刻中止ですが、祭礼の場合は基本の危険な部分は殆ど変わらずに繰り返し行われます。
「祭りの間は何をやっても許される」というわけではありませんが「普段は許されないことでも祭りの時なら許される」というところがあるのはたしかで、それを拡大解釈して傍若無人な行動をとってしまう人が、ごく稀にいらっしゃるというのもまた事実だろうと思われるのです。

やはり大相撲というのは「スポーツ興行」というよりも「伝統行事」であり「神事」であって、本場所は「祭礼のような扱い」なのでしょう。
「関取は何をやっても許される」というわけではありませんが「一般人は許されないことでも関取なら許される」というところは確実にあるでしょう。
それを拡大解釈して社会問題となるような行動をとってしまう人が、いらっしゃったというのもまた事実だろうと思われるのです。

もしも皆さんが地元の祭礼を根本から改革しようと思って一人で立ち上がったとしたら、、、これ大変ですよね。
貴乃花親方はそれをやろうとしているのかもしれません。



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