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理想と現実
2007年02月10日 (土) 17:36 | 編集
近年の我国の憲法改定論議:改憲派vs.護憲派は、改憲派が圧倒的有利の情勢だ。

その原因を考えるに、まず護憲派を代表する政党が社民党と共産党であるというところがなんともイタい。
「自分は護憲派なのだが選挙の時に社民党や共産党に投票するのはちょっと」と思う有権者は相当数いると思う。

でも今日のところは、社民&共産の話はちょっと横に置いておいて、、、

TVなどでの討論を観ていて思うのだが、どうしても改憲派の人達とくらべると護憲派は「おバカ」に見えてしまうことが多い。
事実、護憲派の中には妙に左な「本当のバカ」が紛れていて、この人が声高にわめき叫んだりするから余計に護憲派は「バカ」に映る。

この護憲派の中にいる「本当のバカ」は見た目が一見常識人なのでタチが悪い。
喋り始めて初めて「バカ」が露呈する。

改憲派の中にもいるであろう妙に右な人は見た目も「いかにも」の人が多かったりするので、TV局が出演させない、要するに改憲派はメンバー選定時にすでに有利だ。

さて、実際の討論でも護憲派は理想論的なことを列挙する。
良く言い換えれば、未来を見据えた前向きな意見だ。

対して、改憲派は現実論を並べ立てる。
後ろを向き、過去の事例を引き合いに出し、それを検証する。
現行の平和憲法が現実の国際社会といかに整合していないか、その矛盾点を徹底的に突いてくる。

理想論vs.現実論の議論では現実論が圧倒的に有利だ。
これは憲法改定論議に限った話ではない。
未来の理想vs.過去の事実では過去の事実の方が説得力を持つのは当然だ。
現実論の方がはるかに論理的に意見を構築できる。

だから討論番組では改憲派の人達は「マトモ」に、護憲派の人達は「おバカ」に映る。
そして改憲派の中に紛れた「本当のバカ」がそのイメージを決定的にする。

これがスポーツの試合であれば、双方に公平なルールを設けることになるだろう。

例えば第1ラウンドは未来を見据えた意見しか言ってはいけない、とする。
すると改憲派は「憲法改正するとこんなに良いことがある」ということを列挙しなくてはならない。
改憲派の人達は良いことだと思っていても、それ実際に口に出してみると国民は嫌悪感を抱くであろう項目は数多ある。
事実、改憲派の政治家達はその点に非常に慎重で口が重い。

第2ラウンドは過去を振り返っての意見しか言ってはいけない、とする。
すると護憲派は「現行の平和憲法のおかげで日本はこんなにオイシかった」ということを列挙することになるのだが、実際にはキレイごとしか言わないだろう。
いままで理想論を言っていた人がオイシイ話をするのは抵抗感があるだろうし、聴衆にとっても違和感を禁じ得ないだろう。

というわけで、実際の討論にはスポーツのようなルールは存在しないから、結局のところ、理想論vs.現実論、前向きvs.後ろ向き、そういう構図にしかなり得ない。

要するにTVの討論番組では改憲派圧倒的有利の構図は絶対に崩れない。
近い将来の憲法改定はもはや避けられない時代の流れなのだ。

、、、な~んて思ったりして。

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